商店街のくじといえば、年末などには恒例の行事になっています。

商店街のくじで当たってうれしかったもの
商店街のくじで当たってうれしかったもの

商店街のくじといえば、年末などには恒例の行事になっています

★ 49歳 : 男性の話
商店街のくじといえば、年末などには恒例の行事になっています。これを見かけると思い出すのは、小学生のころの出来事です。
今からもう四十年も昔のことになります。
あれは小学四年の十二月のことでした。
学校で使う筆入れが壊れてしまい、母親に三百円を渡されて好きな物を買ってきなさいと言われました。
この年頃は、どういうわけか筆入れを買うことだけでもけっこう楽しみで、どんな物を買おうかといろいろと考えながら近くの商店街にある文房具屋へ行ったものです。

筆入れが欲しいと言うと、文房具屋の若いお兄さんがさまざまなデザインの筆入れを出して見せてくれました。
その中で一番シンプルなデザインの筆入れを買ったのを覚えています。「それじゃ、一回くじを引いて」と言われて、箱の中に手を入れ、三角のくじを取り出し、開いてみてビックリです。
なんと「当たり千円」と書いてあるではありませんか。本当に夢心地でした。

「おめでとう」と言われ、私は千円札をもらって家に帰りました。
もちろん母親には言わずに、あとで欲しかったプラモデルを買って、机の引き出しの中に隠していました。

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