子どもの頃、双子の姉の方がどちらかというとくじ運が強く、私は末等やハズレばかりなのに、姉はいつも一等や特等を引き当てては、盛大に鐘を鳴らしてもらっていました。

商店街のくじで当たってうれしかったもの
商店街のくじで当たってうれしかったもの

子どもの頃

★ 45歳 : 女性の話
子どもの頃、双子の姉の方がどちらかというとくじ運が強く、私は末等やハズレばかりなのに、姉はいつも一等や特等を引き当てては、盛大に鐘を鳴らしてもらっていました。
そのため、時には姉に全部くじを引いてもらうこともありました。

しかし、姉とはなんでも半分が暗黙の了解でしたから、私もたいていはくじ引きをしていました。

あるとき、商店街のくじでハズレだった姉に対して、珍しく三等が当たった私は、かなり嬉しかったのを覚えています。もらったのは洗濯用洗剤でしたが、とりあえず自分も当たるんだということや、姉がダメだったのに自分は当たった、ということが嬉しかったのでしょう。
さらには姉が、私が当てたことを自分が当てた時以上に喜んでくれたのも嬉しかったのだと思います。当たった洗剤を持ち帰って母に渡すと、これは助かるわと言って、喜んでくれたこともまた、子供心に嬉しさに拍車をかけたのだと思います。近頃は商店街というものがなくなっただけに、今となっては貴重な思い出です。

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